年初の論文投稿

松原です。
 昨年も,1月初旬に2編の論文を投稿して,あわただしい年初だったのですが,実は今年も一つだけですが論文投稿をしました。1月4日からの1週間ほどの間に,社会人院生を初めとする共著者の間で,約50通のメールをやりとりして投稿を完了しました。ABSTRACT(英文概要)の作成,文献リストの最終チェックなど,わずか数ページの論文でもかなりのエネルギーが必要です。昨年・本年と年初の投稿が2年続きましたが,その理由は,社会人の場合,年末年始の休暇中に多少まとまった時間がとれるからです。さらに2月初旬をめざして,準備をしている人もいますので,楽しみにしています。
 卒論・修論については,年明けから各自の奮闘が続いています。昨日のゼミでは3名の報告がありました。提出・発表会まで,かなりの緊張が続くことになりますが,この経験は必ず成長につながるだろうと思っています。
 水曜日の建築環境工学IIは,採光・照明の単元にはいりました。今週の感想には「日本の伝統建築というと建築様式にばかり目がいってしまいますが,あの独特な雰囲気を創り出している要因に採光の仕方があると知ると,少し見方が変わったように思います。」というものがありました。意匠面だけでなく環境工学の側面など多面的に同時に考えられるようになることに意味があると思います。
 

「写真の解説」
京都府立大学生協のオリジナル商品の「大学京あられ」です。京都大学の「総長カレー」など大学のオリジナルグッヅがはやっていますが,「府大みかさ」(全国的・国際的には「どら焼き」という方が売れそうですが,京都でははんなりと「みかさ」と言うのだとか...)等につづいて,あられが売り出されました。文字は,渡辺信一郎学長の書です。148円で好評発売中のようです。