後援会総会+学科懇談会

松原です。
 大学も近年は,保護者を対象とした取り組みに力を入れており,府大も例外ではありません。府大では,後援会という組織を作っていて,年に2回の企画があります。本日は,総会と学科教員との懇談会がありました。通常は,学年担任およびゼミの担当教員が参加するのですが,今回は,ご都合のよくない方が多いため,宗田主任,鈴木先生(2回生担任)に加えて,僕も久しぶりに参加しました。3回生以上の学生は,状況も把握していますので,たいていお話ができます。4回生のMさん,K君,Nさん,H君,3回生のT君,Kさん,2回生のYさんの父母のみなさんとお話をしましたが,大学教員がご子息の状況をある程度把握していることについては,安心をしていただいたように感じました。「○○さんは,1回生の論文講読法1で担当しました。当初は,欠席・遅刻が多くて心配していたのですが,最近は頑張っていますよ」とか「○○君は,授業中も熱心に頷きながら聞いてくれるのですよ。前の大学のことについては,こんなことを言っていましたよ」とか。はるばると福島県から来られた方も含めて15名のみなさんの参加がありました。ふと思いついて,製図室の見学を提案したところ,ありのままの学生の「生態」をみていただけて,好評でした。2回生の製図室では,実際に図面を描いている学生が2名いましたので,学生生活のリアルなイメージを持っていただけたようです。学生にとっては,突然の,教員と保護者の迷惑な襲来だったでしょうが,これもよい経験だと思います。
 現状の大学生と教員の関係において,この保護者向けの取り組みの意義は評価すべきと考えています。大学生になったら過保護にするな,という永田和宏氏の見解については,別途論じたいと思います(京都新聞140618夕刊「一歩先のあなたへ」)。

大学付近の北園町の公園にあるお地蔵さんです。