夏の暑さ対策展があります

松原です。
 本日の建築環境工学Iでは,生気象学会で作成した熱中症予防のパンフレットを教材として配布して,いつものプリントの代わりに使用しました。最初は,「熱中症やて,なんでこんなもん配るんやろ?」という声がいくつか聞かれましたが,「夏涼しいすまい,暮らしのことを講義するのがこの授業でっせ!」ということを理解してもらうのが僕の仕事です。さて,表記のイベントが,今年も5月26日〜29日に東京ビックサイトで開催されます。その中のセミナーに,【熱中症を予防しよう! 〜こうすれば防げる 日常生活環境と熱中症予防〜】(生気象学会主催,環境省共催)があり,僕も少しだけお話をします。しかし,このイベントの他のセミナーなどの内容を見ていると,社会全般も,熱中症を建築・住居に関連するの話題としてとらえるという点では,あまり理解が進んでいないな,と思わざるを得ません。教員として,研究者として,まだまだ努力が足りないと思っています。

5/29(日) セミナーⅤ 
熱中症を予防しよう!―こうすれば防げる 日常生活環境と熱中症予防―
(日本生気象学会主催・環境省共催シンポジウム)
 13:50−14:15
(1)熱中症ってなーに?熱中症発生の現状とその特徴 (横浜桐蔭大学 星秋夫)
 14:15―14:45
(2)屋内外の住居環境対策 (京都府立大学 松原斎樹)
 14:45−15:10
(3)高齢者の熱中症対策 (大阪国際大学 井上芳光)


「夏の暑さ対策展」
http://www.shonetsu.jp/
http://www.shonetsu.jp/2016/contents/seminar1.html