松原です。
最近は,更新もスローでやや低調になっていますが,2009年10月にスタートしたこのブログも,ページビューが20万に迫っています。以前は,日々のカウンターがあったのですが,hatenaの都合で廃止されてしまい,現在は,総ページビューのみになりました。あと1〜2週間のうちには20万を突破しそうです。
2018建築学会近畿支部研究発表会
松原です。
本日は,表記の発表会があり,午後から参加しました。研究室からの発表はないのですが,今年から近畿支部環境工学委員会主査を努めることになったので,夜の懇親会で冒頭の挨拶をする役目があるのです。また,3月の部会の時に「近畿支部では,古典的な熱・空気,音・光という物理要因による分類しかないが,大会のプログラムのように,心理生理などのセッションも検討すべきではないか」という提起をしていたのですが,今回,セッション名に「心理生理」が登場しましたので,これは出席して,質疑に参加せねば,という気持ちになりました。実際に,すべての発表に質問しようと努力しましたが,さすがに途中で力が尽きました。
懇親会では,「発表会が85題,懇親会参加が約100名と盛況である。支部の活動が活発で大変に結構なことではあるが,この現状がベストなのか,よりよい活動の形態がないか,ということは,議論していきたい」ということを述べました。私の本音は『学会の中には,発表会に間に合うように審査を進めて,審査済論文の発表会をやっている学会もあるくらいだ。現在の支部活動が活発なことは結構ではあるが,8000字の支部研梗概を作成しても研究業績の評価もあまり高くない。支部活動の比重は,研究にあてる総エフォートをどのように配分するか,という観点から検討する必要があるのではないか。予稿のボリュームをスリムにして,発表会の当日まで研究を進めて発表する,その後投稿するというような形態も検討すべきではないか。だとすると,支部よりも全国大会に比重をおくべきではないのか。』というようなところです。挨拶では,あくまでも盛り上がるような内容にとどめたつもりですが。中締めの挨拶をお願いした井上容子先生からは,私の論点は「良い提起だ」と評価していただけたようなので,ホッとしています。
近畿支部研究発表会プログラム
http://news-sv.aij.or.jp/kinki/event/kenkyu/program18.pdf
熱中症対策シンポ,健康気象AD講座
松原です。
この間,4週間ほどの間に,5回ほど東京に出張していました。6月4日は,環境省の熱中症対策シンポジウムで講演をしてきました。あまり詳しい内容を知らずに引き受けたのですが,プレゼン資料や当日の動画も公開されるようなものだったので,もう少し,事前に教えてほしかったと思います。6月9日は健康気象アドバイザー認定講座第11期で講師をしてきました。
これで,遠方への出張は,一区切りなので,卒論・修論などの研究優先に切り替えようと思います。
環境省熱中症予防情報サイト
http://www.wbgt.env.go.jp/sympo.php
健康気象アドバイザー認定講座
http://www.bio-clima.net/company1.html