熱中症警戒中!

共同研究員のS(柴田)です。

梅雨明け以来、夏が始ったばかりというのに、最高気温が35度以上の猛暑が続いて、連日「熱中症関連」のニュースが報じられています。

中でも、高齢者が熱中症で家の中で亡くなる件数が日々増加していることが大きな問題となっています。
高齢者にとって、夏期の居住環境は大きな「温熱環境バリア」になっていることから実態調査をしました。
2006年に4回生の方と共同で、京都府の高齢者大学でアンケート調査した結果をまとめて投稿しましたところ、採用されました。

柴田 祥江, 飛田 国人, 松原 斎樹, 藏澄 美仁: “住宅内の熱中症に対する高齢者の認知度と暑熱対策の実態”. 日生気誌, Vol. 47: No. 2 119-129. (2010) .

下記のJ-stageのページから見ることができます。

http://www.jstage.jst.go.jp/article/seikisho/47/2/47_119/_article/-char/ja/

また、さっそく読売新聞社東京本社科学部の方からも問い合わせがありました。

高齢者にとって夏期の居住環境の危険性、温熱環境バリアフリーの対策が急がれます。
緊急には、一人暮らしの方への周りの人たちのケア対策が必要です。