研究活動は「夏休み」ではありません。

松原です。
 夏休みというのは,(集中講義以外の)授業がないということですが,研究活動は,むしろ活発に行われています。わが環境心理行動学研究室では,暑さに関連するテーマが多いので,この時期は,かなりハードに動いています。この間,報告している打ち水の測定等に加えて,被験者実験,住宅のヒアリング調査・実測調査,各種アンケート調査などの準備,データ入力等々,連日の猛暑の中で,メンバーが奮闘中です(もちろん,時々,休みは取っていますけどね)。
 今年は3回生のゼミ配属が少し早くなり,情報収集のため訪問する人もちらほらとやってきます。僕の持論ですが,ゼミ配属というのはマッチングが非常に重要ですので,卒論テーマの文言だけでなく,どんな価値観・哲学の研究室なのか,というあたりを十分に事前に情報収集してほしいと思っています。説明会の配付資料,ホームページなどの情報は,事前に調べておいてほしいのです。卒業生の先輩達がどれくらい自力でものを考えてきたのか,どんな研究をしてきたのか,どんな論文を発表しているのか、等々。

 ところで,僕自身は,昨日,兵庫教育大学(神戸サテライトキャンパス)に集中講義に行ってきました。大学院の「住生活研究」という科目です。専門・年齢等の多様な受講生の意見や感想を聞くことによって,自分の講義内容を見つめ直すことになりますので,本学の教育の改善に役立つと考えています。