実験の引き継ぎ

松原です。
 順序が逆になりましたが,この間,行っていた実験が金曜日で修了しました。また,冬期調査のアンケート用紙を完成させて入稿をしたところです。研究室のみなさん,とりわけ,福坂さん,岩垣君,渡邊さん,お疲れ様でした。また,10日(木)には,岩垣君が卒業研究で行っていた実験研究の内容等について,3回生に引き継ぎを行いました。
 しばらく,更新が鈍かったのは,僕自身が,講演や論文の作業をしていたからですが,コンスタントに課題を進めながら,状況報告をしていきたいと思います。
 Benesseマナビジョンブック「学べる大学探せる事典」に掲載される写真を送りました。スクリーンの前で撮影した写真は,背景が白すぎてみなさん笑っていましたが,比較すると,人物としての映りはよりましなので,これにしました(撮影してくれた桑野さん,ごめんなさい)。高校2年生に学校配布されるのだそうです。研究している内容が紹介されるようなので,こちらも楽しみにしています。

 ところで,研究活動,学会活動にも,震災の影響はすでにみられます。金曜日には建築学会の理事会があったようですが,その最中に地震が発生して,その日の夜に宿泊されたある先生は,田町から目白まで2時間半歩いた,とのことです。都内ですべての鉄道がストップしていたためです。職場に泊まり込んだ人の話も聞きました。突然の災害に備えることが重要だ,とつくづく思い知らされます。また,12日に予定されていた,バイオクリマ研究会は中止になりました。たった今,統計数理研究所の公開研究会の中止のメールも入りました。生気象学会からも,3/19のシンポジウムの開催が微妙である旨の連絡が入りました。今後,様々な影響が出てくるだろうと思います。

http://www.bio-clima.net/event/110312.php
http://www.f.waseda.jp/k-nagashima/Japanese/Welcome.html

 サッカー,インテルの長友選手は,「地震でつらい思いや悲しい思いをしている人たちに元気やパワーを与えられるように頑張った。それが僕の役目だと思って…」と言っていますが,各自のできること,役割を果たすことが大切だと思います。学生には学生の,教員には教員の果たせる役割があるだろうと思います。