査読結果が返ってきました

松原です。
 1月10日に投稿した2編の論文の査読結果がやっと返ってきました。投稿の手続きをしてくれた飛田先生,お疲れ様でした。査読規程では,2月末が返送期限なので1ヶ月の遅延ですが,大震災・停電の影響があるかも知れないので,あまり非難めいたことを言うのはやめます。2編とも「再査読」の判定です。一般的に,「採用」,「再査読」「不採用」の3つにわかれますが,1回目の査読で「採用」「不採用」が決定することは希です。「再査読」の判定に対しては,査読者の指摘を受けとめて,修正するか反論するかを検討して,2ヶ月以内に対応することになります。次回は,査読者は,「採用」「不採用」いずれかの判定をしなければなりませんが,2名の判定が「採用」「不採用」に分かれる場合もあります。その場合は,第3の査読者に回ります。その人の判定によって,最終的に「採用」「不採用」が決まります。この場合,判定が下る前の期間が長引いてしまいます。
 学会・雑誌によって期限が異なりますが,この学会は,少し長めの期限です。8日には前期の授業がはじまりますので,それまでに建築大会やら,別の投稿論文も控えていて,あわただしい毎日です。震災と原発については,毎日いろいろな論評を目にします。本来の専門ではないので軽々な発言は控えているのが正直な気持ちです。また,体力を要する支援ではなく,生活科学・建築学の専門家として,住まい,都市,暮らしの反省点がないのか,という観点で貢献できないか,と思っています。

 本日は,気温も上昇して,賀茂川付近も人出が増えてきました。