府大の華道部

松原です。
 建築学会大会の予稿の締め切りが4月5日正午なので,次第にあわただしくなってきています。社会人が多いので,早めに進めてもらっていますが,自分が関連する論文がぎりぎりになっています。
 さて,先日華道部のSさんが「部員が,私一人になってしまうんです」と言っていました。4名の部員のうち,3名が卒業するのだそうです。顧問をしているわけではなく,以前,作品展を1号館でやっているのを見に行ったくらいなのですが,4回生1名だけのクラブというのが,悲しい気がしたので,紹介をした次第です。新入生や在学生で入部したい人がいないかな,と。華道部の活動は,僕の現在の研究テーマと少しだけ関連しているのですが,その話は,研究論文が公開されてからにします。
 直接関係することではないのですが,本日,5号館の前で,Sさんとお母さんにお会いしました(遠く北海道から来られたのです)。僕は1回生配当の「人間生活と環境」という科目を担当していますが,その中で回覧した書籍「健康の日本史」の著者,北澤一利先生(北海道教育大学)に,お母さんが仕事の関係で会われたときに,松原が府大の授業で紹介している,とお話をされたのだそうです。Sさんが大学のことをお母さんに,いろいろとお話しているからです。授業では,ほぼ毎時間3冊程度の書籍を回覧していますが,残念ながら,北澤先生とはまったく面識はありません(建築環境は,人間の健康や快適を考えて計画するべきだ,という脈絡で回覧しているのです)。僕は,Sさんの学年担任でも,ゼミの指導教員でもないのですが,府大の教員と学生の距離が近いことの一例です。もちろん,距離が近いことがよいことばかりではありません。 例えば,学生に対する「厳しさ」が不足するとか,ですね。
 Sさんが匿名なのは,本人の了承を得ていないからです。そのうちコメントがあるかも。

 本日は,昨年度にさかのぼって,謝恩会のスナップです。ゼミでの写真が少ないので。