3回生論文講読法II

松原です。
 木曜日の論文講読ゼミをM2と4回生は自主参加としましたので,こじんまりとしたゼミになりました。人数が少ない分,一人一人の存在感というか比重が大きくなっています。先輩が少ない点は,各自の発言を促す環境になっていることでもあります。3回生の成長という観点からの発言を心がけるようにしていますが,時々,工夫が不足していたな,と思うこともあります。
教員の側も上から目線だけでは,仕事をしていることにならない訳です。このあたりの教員のスタンスが,それぞれ院生・学生時代を過ごした時期によって1980年代型,1990年代方,2000年代型......に分かれるのだろうと思っています。しかし,はっきりしているのは,いずれの世代も,20歳前後の学生と比較すると,かなり以前のスタンスであり,簡単に「共感」しあえるわけはないということです。