連休明け

松原です。
 連休があけて,3日目が終わりました。やや体調を崩してスタートしたので,よたよたしています。月曜日は建築環境学特論,火曜日は環境心理行動学,本日は建築環境工学I,明日は人間環境工学で,今年の前期はこの状態が続きます。
 連休中から,大学院受験を考えている他大学の学生の訪問がありました。中国地方と東北地方からです。ゼミ配属の話を聞きに来る学生に対してと同じですが,こちらからできるだけ情報を提供して,十分に検討してもらってから,受験の有無を判断してほしいと思っています。教員からはもちろんですが院生・学生からの話も十分に聞いて,判断してもらうのがよいと思います。今回は,個別の面談以外に,授業とゼミに参加して行った人もいます。どういう選択をするにせよ,そのような熱心さは将来に生きるだろうと思います。

 さて,10日付けの新聞に「「不思議だなあ」,を等身大で」(朝日新聞 2011/05/10)という記事があり,横山広美東大准教授が『科学は市民に過大な期待を抱かせてきたのではないか。科学者は白黒はっきり言えない事柄について慎重に応えてきたつもりでも,それでもなお地震が予知できたり,原発は絶対安全であるかのように思わせてしまったりしていたのかも知れません。』と書いておられます。「科学と意志決定」で紹介した石橋先生の発言と関連するものですね。別の角度から,現実社会でも意志決定に,科学者がどう関与すべきか,を示唆していると思います。『科学は...原爆のような恐ろしいものも生み出してしまう。でも,市民とオープンな議論を積み重ねることで危険性は克服できる...』という横山先生の発言をじっくりと考える価値がありそうです。

 メンバーが入れ替わったので,所在表を刷新してもらおうとしたのですが,今年の4回生は昨年の資産を生かそうという姿勢なので,こうなりました(省資源・省エネルギーという意味でよいと思います)。今年は,にゃんぱいあ以外の小型のキャラクターが加わっています。ちなみに,僕はミッキーマウスにしました。女性だけだと誤解されそうなので,男性も入りやすいようにガンダム等検討したいと思っています。