松原です。
3月23日は今年度の卒業式（学位授与式）でした。あいにくの雨模様で，晴れ着のみなさんには気の毒でしたが，あまり激しい雨にならなかったのが幸いでした。渡辺学長は，最初の卒業式の式辞を述べられました。学長の式辞らしく，十分に準備をされたものでした。全体の式では，学科の代表のみが学長から卒業証書を受け取ります。卒業式後の記念写真の撮影後，大学院の専攻・学科毎に，主任から各自が証書を受け取ります。ここまでが14時過ぎには，終了します。
謝恩会は，18時開始で，会場は「With you」（四条寺町上がる）でした。この会場は，2006年度に日本生気象学会を開催したときに懇親会場として検討させてもらったのですが，発表会場からの移動距離の関係で結果的に見送った経験があります。当時の担当の方がおられたので，お詫びをしておきました。ゼミの皆さんから，花束とプレゼントを受け取って，いろいろと思うところがありました。教員としてもっとできたはずのこと，すべきだったこと等です。卒業生代表のＵ君の言葉，hidden curriculumc にも触れられ，よく練られたものでした。僕から皆さんへのメッセージとしては，社会に出てからも物事を多面的に見ることの重要性を強調しておきました。正誤・善悪等はそれほど単純ではないことを知っておいて欲しいからです。
卒業生・修了生のみなさん，ありがとうございました。
「写真の解説」
会場は，例年と同じ京都コンサートホールです。今年は，パイプオルガンが入るように撮影してみました。
下は，ゼミのみなさんから贈られた記念品（フランス製のボールペンとケース）です。上に見える4色ボールペンとシャープペンは，普段使用しているものですが，これがみすぼらしいので，というのが選定の理由だそうです。うれしいですね。このボールペンにふさわしい研究メモを書くように努力します。
