2012建築学会近畿支部発表会

松原です。
 本日,表記の発表会があり,研究室からは馬さんが発表しました。馬さんにとって初めての学会発表でしたが,立派に発表できました。会場は大阪工業技術専門学校(大阪,天満橋)です。プログラムに特徴があり,音・光・生理心理,熱,空気という枠組み毎に,発表者の五十音順に組まれています。今年は,音,光はそれぞれグルーピングされていたようです。テーマ的に近い発表だけを聞くという傾向を改善するために,神戸大学(名誉教授)の森本先生が環境工学委員長の時に工夫された方法だと聞いています。一般的に,全国大会では,心理生理分野だけで70−80編程度の発表がありますが,近畿支部では数編といったところです。聴衆の関心,基礎知識にもかなりの違いがありますが,発表内容自体は全国大会用,支部用と変えることはまずありません。それに対して,学内の修士研究発表会などは,住居・建築系だけでも構造,環境,計画などの教員,またランドスケープやプロダクトの教員,また学部学生もいますので,発表の内容にも工夫が必要です。このような発表会・質疑応答をいくつも経験することが,院生の能力アップにつながりますし,就職活動の面接のやりとりも着実に改善されます。


「写真の解説」
初めての学会発表をする馬さんです。