iaps2012に参加しました

柴田です。

6月24日(日)から29日(金)まで6日間、イギリスのグラスゴーで開催された国際会議に参加しました。ヨーロッパ中心の人間環境学会ですが、日本からも20人以上参加していたと思います。
iaps2012 conference(Inter National Assosiation People-Environment Studiies)

今回のテーマは
Human Experience in the Natural and Built Environment: Implications for Research Policy & Practice (自然環境と構築環境の中での人類の経験;研究方針と実践の関係)
 このテーマを見ても分かりますが,内容は、学祭的なテーマが多く、地球環境、人を取り巻く環境を扱っていますが、ー物理環境、社会環境とも取り上げられています。今回は,Keynote3本、Symposia20題、Oral Sessionsは198題、Case study4題、Posters発表は45題,ヤングリサーチャーworkshop38題 ありました。(プログラムから数えたので±あるかもしれませんが)発表者だけで400人以上,参加者は500人以上もっと多かったです。私はポスター発表をしました。
Evaluation of kitchen space in homes from the viewpoint of creating a barrier-free environment for the elderly in Japan
web上のposter programme http://www.iaps2012.org.uk/Programme/PosterSessionsNEW.aspx
では3番目だったのですが,現地に着くと,1番2番の人がキャンセルして1番になっていました。25日午後についてすぐ,network meetingがありEnvironment & Gerontologyに参加。参加者は主催の Mark del Aguila博士,ポーランドの研究者,カナダの研究者と私の4人でした。4人で1時間半のdisucussionで,おまけに他の3人はどちらかというと社会学のbackgroundの方で,Mark さんが何とかhousingの話に繋いでくれるのですが,高齢者とサポートする人とのcommunicationの大切さや,それに配慮した住環境の研究が大切で,これはどの国も共通したテーマであるとの見解に達しました。そして,私の発表したposterのタイトルから,Markさんには「 kitchen 」と呼ばれるようになりました。2日目からは,シンポジウムやケーススタディ,日本から来られた方の口演を積極的に聴いて回りました。日本から参加された研究者の方とも,建築学会など,国内の学会に参加した時よりも交流ができたように感じました。

写真は会場のStrathclyde University in Glasgow, Scotland


ポスター発表の様子