研究ゼミ

松原です。
 この1週間は,祝日があり,通常は会議の多い木曜日は月曜日の時間割であったので,少し余裕があるはずなのですが,それまでの「負債」が大きかったので,やや挽回にとどまりました。「じっくりとものを考える時間がない」,というのは口癖になって久しいのですが,ややスローな時期には,少しだけものを考えている気がします。自分がものを考えるのは,実は随分と時間がかかるのだ,ということを思い出したような気もします。ああでもない,こうでもない,と頭の中を,思考がぐるぐる回っているという感覚が大切なのですが,かつてはなかった書類づくりや他の仕事がふえて,その感覚が乏しくなっているように思います。
 現在,研究ゼミは,金曜日の午後に行っていますが,論文の序文や,トピックの新聞記事を,意識的に「音読」をさせるようにしています。日本語の論文や書籍をスラスラと読んでほしいのですが,意外に読め無いのです。留学生は,たどたどしくても正確に読めるのに対し,日本人の学生が,母国語である日本語を読み間違えたり,読み飛ばしたりすることがあるのです。スラスラと音読できることを達成することで,一つ成長するはずです。ゼミの報告は,二人で論文報告を協力して行うことを試行しています。教員が,その方針をぶれずに実行すれば,それなりの成果がえられそうです。


 8日〜9日は「龍馬よさこい」があり,4カ所の会場で演舞が行われました。僕は,原稿に追われていたのですが,京都駅の会場に駆けつけました。わが彩京前線は,動画を撮っていたので,写真は別のチームです。彩京前線の9期のメンバー(2回生)にとっては,この種のおおきなイベントとしては最後とのことで,2回生のみの隊列の演舞を見ることができました。