15建築学会近畿支部研究発表会

松原です。
 あれこれとあわただしく,速報性という点では,難ありの状態です。先週の土曜日,6月27日は表記の発表会がありました。例年通り天満橋の大阪工業技術専門学校で開催されました。今年は,久しぶりに研究室から院生の2題の発表を行いました。阿波君は「町家居住者の意識, 暮らし方とエネルギー消費量に関する研究」,小仲さんは「住宅の窓が居住者に与える心理的効果に関する調査研究 窓に対する重要度・満足度評価の分析」です。発表が久しぶりの理由は,近畿支部の場合,建築物理学の研究室が圧倒的に多いので,僕たちの期待する質疑が期待しにくいからです。とはいえ,いかなる質問にも動じないことをめざして場数を踏ませようと考えるに至りました。前日のゼミ内の発表練習では,あれこれと指摘をしたので,大幅に変更した部分もあり,二人とも前日確認したよりはかなりレベルアップしていました。他大学の院生の発表を聞くこともよい刺激になったようです。次の建築学会大会が楽しみです。


「写真の解説」
 建築環境工学部門は夜に懇親会があります。僕自身はしばらくご無沙汰をしていたのですが,そういえば,こんなのあったな,というのが,院生・学生が各研究室の紹介と一発芸をするという企画です。僕の研究室は,幸か不幸か都合で院生が出席していなかったので,パスしてもらいましたが,アカペラとダンス,ショートコント等,わずか1-2分ですが,なかなかの芸を見せてもらいました。発表会の前夜は,こちらの練習の方がハードだそうです。