換気と通風

松原です。
 本日の建築環境工学Iは,換気と通風です。これまでよりは,設計に関連する説明の仕方を心がけてみました。以下にしめすように,実習で配慮しようという感想が多かったので,まずまずの出来映えだったと思います。
 「前回の実習では通風のことを考えることができなかったので,今回の実習では,環境工学のことも考えながら,窓を開ける位置,大きさを思案しようと思います」「自然換気について,風が無くても換気できるというのが意外でした」「前回の実習でも風をどうやって取り込むか,苦労したおぼえがある。今回の課題でも,どうすればうまく風をとりいれられるか考えようと思っている」「今回の課題は,鴨川沿いで通風・換気は詳しく考えていこうと思っていたので,講義を生かそうと思った」「今もそうだけど,デザインばかりを気にしてしまい,機能のことは後回しになっているので,今回は同時に進めてみてもいいかな,と思った」「今回はとても設計の手助けになる話が多かったと思いました。とても助かります」
 こういった感想がでてくると,こちらも意欲が高まります。来週もがんばろう,と思うわけです。反省としては,これまで,環境デザイン実習に役立つ,と思われる講義になっていなかった,ということでもあります。建築計画原論派と自称しているのですが,まだまだ....。


「写真の解説」
 中国の土楼の入口にあった餅つき器だそうです。日本は杵をかついでつきますが,これは足踏み式ですね。