迫る締切&空間感覚の差異

松原です。
 7日に開講,僕自身は授業はなかったのですが,通常の第一木曜日なので,朝から議長団会議,午後は研究科教員会議,教授会,学科会議という一日でした。楽しい議題ばかりだとよいのですが,そうでない議題もあるので,苦労します,8日は,卒論・修論の個別のゼミでした。ゼミとしては,12日を修論,15日を卒論の締切としているので,かなり緊迫してきました。学生諸君の心理生理状態までは把握できていませんが,そうだろうと思っています。

 

 先日の地下鉄車内でのスナップです。人物も特定されないので,環境心理行動学の教材として容赦を願いたいのです。左の下側のあたりに向かいのベンチ,左の上方にドアが開いた列車とホームの境界が映りました。何をしめしているかというと,二人の乗客の立っている場所です。左の人は通路のほぼ中央,右の人は中央よりもやや手前よりです。左の人のさらに左手奥には,リュックを背負った人がベンチの横(ドアの脇)に立っていましたので,通路を通行する人は,いずれも僕の足に触れんばかりになって,右の人をよけるために体をひねって通り過ぎるのですが,この二人連れは,まったく意に介せず会話を続けていましたし,移動しようとは考えなかったようです。僕の感覚からすれば,右のドアの前に二人で移動すれば,本人達も居心地がよかっただろうし,通行する人も移動が楽だったと思うのですが。高校生か大学生くらいの女性二人連れでした。