第2回「住まい低炭素化プロジェクト」全体会議

松原です。
 3月15日に表記の会議が開催されました。住まい低炭素化コンソーシアム・京都が主催しており,事務局は京都府地球温暖化防止活動推進センターです。昨年からの活動の中で,節水シャワーヘッドを普及することによる効果が非常に大きいので,500個以上を配布したとのことです。このほかには,この冬のサーキュレータによる効果測定,当研究室も協力をした夏期のシェードによる日射遮蔽効果の実測,などの活動が報告されました。また,サーキュレータ4種類を作動させて,騒音や気流の状況を体験しました。断熱の施工有無あるいはシェードの有無の比較をすることが目的ですが,外界気象条件はこちらの思うようにはなりませんので,厳密にコントロールをした実験データが得られるわけではありません。たまたま見やすい結果が得られる場合もありますが。これらの活動の成果として最も重要なのは,人々の関心が高まって,提案されたこと以外にも関心を向けて実践をすること,およびそれらの情報と行動が周囲の人々にも広まることです。この2年間の活動の報告を受けて,強く感じたことです。その成果の発信の仕方がポイントだと思います。


会場は「京(みやこ)エコロジーセンター」です。








サーキュレータの動作音は,機種による差がかなりありました。