再履修の学生

松原です。
 先週から,建築環境工学Iが始まりました。どうしても,再履修の人が出てしまう科目なのですが,思っていたよりも,前向きな言葉を書いていたので,安心しました。「2回生の初めのころは,まず建物の全体的な形のかっこよさから設計を考えていたが,環境工学を受けてから,建物の内部に自分が入っているイメージから考えるようになった。そうなると,光や音,熱のイメージがわき,それまでよりアイデアが」ふくらむようになったが,今日改めてガイダンスの話を聞いて,エネルギー効率という視点はなかったなあと,また新しい見方が増えた。」「環境工学Iを改めて,どんなことを学ぶ授業なのかということを見直すことが出来ました。建築を考えるにあたって,人間がすごしやすいようにするにはどうすれば良いのかということを見通すことが大切なんだと思いました。....."デザインする"ということは,建築において様々な科学的な面も持ち会わせていることなのだ,と知りました。」(一部,教員が修正)等々。こういう感想が書かれると言うことは,昨年からの授業の改善の意図が伝わっているわけです。今年度の励みになります。

 岡崎公園でみかけた,かつての市電(路面電車)の車両の展示です。僕が学生の頃は,日常の「足」でした。