16木匠塾合宿 最終日

松原です。
 今年の合宿の最終日でした。午前にリーフレット案のおよそのまとめをして,13時からの地元住民のみなさんへの報告会に備えました。地区の防災無線を活用して,学生幹事が広報もしました。その後,ホームステイをさせていただいた里親のみなさんに対して各自が感想とお礼の言葉を述べました。何人もの学生が涙をこらえきれなくなったのが,印象的でした。里親のみなさんからの感想を求めたところ,次々と手が上がり,学生がきてくれたこと,まじめな若者達であったこと等に対して,感謝の言葉が聞かれたことは,学生にとっても,教員にとっても,大きな喜びでした。最後に,里親のみなさんと対面して別れを告げる場面では,名残が尽きませんでした。しかし,リーフレットの作成は,まだまだこれからなので,「また来ます」とお伝えして,閉会を迎えました。学生達の表情や態度をみていて,この3日間の大きな成長と変化を感じました。このことは,日常の学生指導に対しても,教訓的でした。
 現在の研究課題に直接につながる活動ではないのですが,建築の研究は社会・経済等との関係を無視するわけにはいきませんし,人間と人間のつながりの大切さを肌身で知ることが出来たのは,研究活動にとっても有益だったと感じています。
 本日の食事は,府大の担当でしたが,昼食のたこやきと焼きそばには,摂南のメンバーも加わったので,合作にようになりました。一昨年作成した屋台が,食事の給仕に役立ちました。



 各学生が,ホームステイをさせていただいたお礼と感想を述べました。









 最後に里親さんたちと学生が対面して,「またおいで」「是非来ます」というようなやりとりをしていました。




 
 美山ハイマートユースホステルの外観です。