松原です。
今年の環境共生フィールド演習「美山木匠塾」は,9月16〜17日でした。1回生3名のみの受講でしたが,それでももっとも多いプログラムだったので,それなりの存在感を示したと言えます。塾長の羽原先生の指導で,「くむくむ」を3台製作しました。3枚の写真のうち,上の写真の部材を組み立てると,真ん中の写真のようになります。
今年の受講生は,とても明るく朗らかな印象でした。2日目の夕方に「くむくむ」の組み立てが始まったのですが,通りすがりの石田先生(副学長),服部先生,田中先生(前副学長),企画課の溝前さん,松本さんに,間近でみていただき,美山木匠塾の活動の説明をすることができました。
18合同研究会
松原です。
先週,建築学会が終わったばかりですが,昨日は,岐阜大学を訪問して,信州大学の柳瀬研究室,岐阜大学の合掌研究室,ものつくり大学戸田研究室と合同の研究会を行いました。発表者は,M1が4名,B4が4名の合計8名で,司会も質問もすべて院生,学生のみが行い,教員は見守るというルールでやってみました。正直なところ,教員がよい助言をするから学生が伸びるのだ,と思い込んでいたのですが,彼ら自身により多くの考える機会を与えることによって,勉強が進み,研究の深みが増す,さらには大きく成長する,というような認識に変化しつつあります。教員抜きで,それなりのレベルの質疑ができていることは,大きな収穫だと思っています。
18建築学会大会(仙台)
松原です。
9月4日〜6日は、日本建築学会で東北大学に行ってきました。今回は,9名のメンバーが発表したので,なかなか賑やかな出張でした。初日には,温熱感のセッションで赤田君,大神君,2日目は環境心理生理のセッションで田村君,松田君,金さん,淡路谷君,藤田さん,環境設計のセッションで宮原さん,そして,3日目の午後には,教育のセッションで羽原さん,という具合でした(僕自身は,校務の都合で3日目は参加できなかったのですが)。よい研究発表をするために,何度も練習をして,スライドのブラッシュアップもしてきました。「共通の目標を持って,助言をしあう」ということに大きな教育効果があると考えるようになってきました。僕自身が,一番勉強させてもらっているのかも知れませんね。
18打ち水測定
松原です。
今年度の京都学生祭典実行委員会の打ち水イベントがあり,平安神宮前に集合しました。今回は,道路表面温度の変化の様子を水風船を利用した棒グラフで表現して,温度が低下することを風船を割ることで表現したいという実行委員会の希望を叶えるために,美山木匠塾が木工制作で協力するという形になりました。温度測定は,例年通り,研究室メンバーが担当します。結果的には,たいへんによい雰囲気の中で,イベントが成功したと思います。
遊んでいるように見えるかも知れませんが,学生対象の環境配慮行動の啓発イベントは,楽しくないと意味が無いので,そこは理解してほしいと思います。このこと関しては,別途,関連する研究論文の中味で展開していきたいと思っています。明日は,建築学会の発表の予定演習なので,メンバーはその準備も頑張っています。
美山木匠塾の今年の制作活動
18宇治市みどりのカーテンコンテスト
松原です。
今年も恒例のコンテストの審査が行われました。8/15に一次審査,8/17が現地審査です。最近は,講演や講義の中でもこの行事のことを紹介していますので,逆に温暖化対策,熱中症対策に関して有意義な取り組みであるという観点から,さらによいイベントになるようにという思いで発言をしています。