日本心理学会第74回大会

松原です。
 9月20日は祝日(月)でしたが,表記の学会が大阪大学豊中キャンパスで開催されています。今年は,発表申し込みをし損なったので,情報収集のための参加になってしまいました。
 午前は,ワークショップ「技術心理学ー実学としての実験心理学2−広告・デザインへのアプローチ」に柴田さんが,ワークショップ「概念」に吉岡さんが参加しました。
 午後は,僕はポスター発表,夕方は,小講演「自然情景の認知における注意の役割」に参加しました。我々は所詮環境デザイン分野だな,と思いつつ,毎年参加しようと思うは,学術的な学会だからです。出身大学や職名に関係なく学問の議論ができる学会というのはよいものですね。人間の科学としての心理学に期待するところは大きいのですが,空間や環境の具体的なあり方については,やはりこちらが専門なので,情報収集をしつつ,あれこれと構想(空想??)を巡らせるのは楽しいものです。

 本日21日は,吉岡さん,叢さんが参加しました。僕は,修士研究の中間発表会,および卒業研究中間発表会の梗概提出日なので,研究室に陣取って,4回生のみなさんと密着の一日でした。決められた書式に必要十分な内容を記載するという課題は非常によい脳の訓練です。この1週間~10日ほどの間に,4回生諸君が急速に成長することを感じました。この高まったレベルを維持して,さらに加速していくか否かは,個人差もありますが,多くの人は,これから最終発表までの数ヶ月に,見違えるような成長を見せてくれます。

 さて,本題に戻しますと,明日は,心理学会の最終日です。たまっている仕事との板挟みですが,今から方針を検討します。

74回大会HP
http://www.wdc-jp.biz/jpa/conf2010/