ゼミ配属

松原です。
 今年度の3回生のゼミ配属は,説明会を早めて十分に情報収集を行ってもらうことによって,学生と教員・研究室のマッチングがうまくいくことを期待しています。この間,わが研究室にも数名の学生が来訪してくれ,これまでよりは長時間のコミュニケーションができていると思います。
 少なくとも1年半,MCに進学すれば3年半(DCなら6年半)にわたって,研究活動をおこなう場を選択するわけですから,十分に調べてほしいのが教員の思いです。早く,HPにアドミッションポリシーのページを作成せねば,と思っていますが,それを補う意味でも,ブログの更新の努力をしています。

 教員・研究室の特徴については,学術論文の執筆にどの程度の価値をおくか,企業・行政などの実務とのつながりをどの程度にしているか,院生・学生の主体性がどの程度期待されているか(院生が筆頭著者の論文が多いか),就職先はどのようなところが多いか,研究室の雰囲気はどんな様子か,社会人院生が多いか,英語でのアウトプットを重視するか否か,等々,チェックポイントはたくさんあります。各自がこのような項目をリストアップして特徴を分析するとよいのではないでしょうか?

 少なくとも,ゼミ説明会の内容,配付資料,HPなどの情報は熟知して判断をすることは期待しています。このことは,院入試を受ける人も同じです。意欲的な学生・院生を歓迎することは,どの教員も同じでしょうが,目標やポリシーがあわなければ,お互いにとって不幸なだけです。

 そういえば,かなり前のブログで紹介した「いきいき研究室増産プロジェクト」のHPは訪問の価値ありです。

いきいき研究室増産プロジェクト
http://www.ikiiki-lab.org/
大学研究室の歩き方
http://www.ikiiki-lab.org/category/arukikata/