環境デザイン実習

松原です。
 本日午前は,岩垣君の担当する学習ゼミ「重回帰分析の巻」でした。学習ゼミの主旨は,これまで十分にはわかっていないことを,できるところまでわかるように努力しよう,ということです。内容も,教員が指示するのではなく,院生・学生が主体的に選んでスケジュールをたてています。前々回の宮川さんの「単変量解析とは何か,の巻」,前回の桑野さんの「主成分分析・因子分析の巻」に続いて,なかなか充実した時間だったと思います。もちろん,それに先立つ,吉岡さん,叢さんの報告に触発されて,なのですが。

 さて,本日午後は,環境デザイン実習VIの授業で,僕としてはカードキーシステム導入後の製図室に初めて入りました。演習・実習の授業だと,ややブロークンなコミュニケーションもしながらの教育なので,講義科目とはまた異なった雰囲気です。残念なのは,ゼミに配属される学生が受講していないことですが,「広義のデザイン」(教員ページ,業績「論説・解説等」1996,5 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003796148)という言葉を使った者としては,それを実体化する努力が不足していることになるのだと思います。
 現実として,大場研究室,河西研究室,河合研究室の学生達しか残っていない状況ですが,来週からのエスキスチェックを楽しみに待ちましょう。