自分自身の独自の発想に到達すること

松原です。
 昨日の内容をフォローします。本日,吉岡さんの配布した資料をあらためて,読んでみました。
 リクナビNEXTにある石黒先生の記事の中で,「より人間らしさを作る」というテーマを発見され,学生にも,苦しんで「自分独自の発想に到達する」経験をするように言っているとの記述が目にとまりました。それに続けて,自分のスタイルが作れると,物事の見方が大胆になれる,そして,トレーニングしていけば,今まで関係ないと思っていた情報が関係づけられたりする,という内容が続きます。

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000923&__m=1

 我々の研究室とは,テーマが相当異なる先生なのですが,上記の部分は,僕も同感する内容です。「発想のユニークさ」が研究の原点であるし,独自の発想ができる人は,企業でも官庁でも,非常に貴重な人材になるわけです。もちろん,それを実践するためには,方法論や技術が必要ですが,我が研究室は,方法論や技術よりも,発想が先行してきたことに,あらためて気づいたのです。「自分のスタイルが作れると,物事の見方が大胆になれる」という点も納得できます。また,常識的な「専門」の概念からすれば,通常は関心を持たないような事柄に関心を持ち,それらを関連づけて考えることも,研究室の特徴だと思います。
 これも先週の研究ゼミの成果だと感じた一日でした。