電子ジャーナル

松原です。
 昨日,合掌先生から,最新の J. Environmental Psychologyに興味深い論文がたくさん掲載されている,と教えてもらいました。このところ,じっくりと論文をよむことができていないのですが,情報を探しに行くと,必ず役にたつ情報に巡り会うものです。府大では,この雑誌を電子ジャーナルとして講読しているので,学内からはフリーでアクセスできます。研究室では紙媒体で購入しているので,あまりアクセスしていませんが,せっかくなので,もっと活用したいと思っています。
 このページの冒頭を見ると,インパクトファクターが1.650まで上昇した,と自慢げに書いてあります。インパクトファクターとは,その雑誌の「平均的な論文」の被引用回数を示すもので,自然科学系では,業績評価の指標に用いる傾向にあります。Web of Science というデータベースの収録雑誌の3年分のデータを用いて計算されるのですが,長所と同時に,様々な批判もあります。
 日本文学などは典型ですが,工学でも建築,土木,機械などの分野,また生活科学等では,まだまだ和文論文で書く比率は多いので,英文だけで論ずることには,慎重でありたいと思います。同時に,英文で発表することにも積極的でありたいと思います。

http://www.elsevier.com/wps/find/journaldescription.cws_home/622872/description#description

 本日の北大路橋からの一枚です。仲が良さそうですね。