年の瀬の共同研究員・OBの来訪

松原です。
 本日は,今年最後の出勤でしたが,午前中は伊坂さん,宮川さんとのゼミに,共同研究員の飛田先生が参加してくれました。また,OBの宮田さんも,来訪してくれました(8月の大霜さんとの来訪以来です。マッサンが元気を回復しているので,安心してくれたと思います)。午後には,共同研究員の柴田さんが金文字入りの博士論文を持参して謹呈してくれました。岩垣君の卒論の打合せもしました。さらに,宮田さんの友人である他研究室のOBのKさんも突然の訪問をしてくれて,近況を聞かせてくれました。戸田さん,桑野さん,叢さんも研究に励んでいます。少しづつ時間がずれているのですが,同窓会のような賑やかな一日でした。
 Kさんの話の中では,同窓生同士の結婚のことや,関東の国立の大学院に進学したSさんの話もありましたが,特に「Sさんが,『府大がいかに恵まれていたかが,わかった。今の大学院では,教員が相談をする時間をとってくれない。』と言っている。中には教員がタクシーで移動する15分で指導を受けている人もいる。」というのを聞いて,「そうだろうな」,とあらためて思いました。僕の研究室の院生・学生は,社会人も含めて現在13名ですが,前期は3回生を含まないので,10名でした。この数でも,週2回のゼミ以外に,個別にゼミ・打合せの時間をとるやりくりが,なかなか大変です(昨年度は学科主任だったので,特に大変でしたが)。府大の研究室と比較して,院生・学生を20〜50名受け入れておられるような研究室では,教員と直接に会話をする時間もままならないようです。
 教員としては,卒業後に訪問してくれるだけでもうれしいのですが,府大の環境がよかったと言われると,さらにうれしいですね。今年もっとも気分のよい一日だったかもしれません。

 柴田さんの博士論文にちなんで,今年3月の学位授与式のあとのスナップです。研究室から博士2名,修士1名を送り出した日です。