2011年のスタート

松原です。
 ここ数年,新年を迎えるということには非常に淡泊になっていましたが(仕事に追われていて,カウントダウンなど無縁の心境でした),昨年から2〜3日に一度のブログを書くようになって初めての新年なので,それなりの区切りが必要だと感じています。カウンターによるアクセス数は,12月2日から約1ヶ月で700近くになりました。論文執筆,論文指導等の時間を若干割いてブログの書き込みをしているのですが,カウンターの数が増えることに,それなりの手応えを感じています。
 昨日(昨年の最後の日)には,しばらくコンタクトできなかった山田君の卒論の進行状況を尋ねたのですが,4回生のみなさんは,程度の差はあれ,緊張感をもって年を越したのではないか,と思っています。僕が大学4回生だったのは1970年代後半ですが,12月31日まで大阪の集合住宅での温熱環境測定を行っていましたので,帰省をしたのは元旦の朝でした。先日の世代論と関連づけて言えば,僕たちには,どこかしんどい思いをして努力することが近未来の成果につながる,あるいは,それなりに努力をしないと成果は得られない,という考えです。やや古い世代の考え方ですが,楽しく成果をあげるということが想像できないという弱点を持っていたように思います。最近の学生の,楽しみながら成果に到達するという明るさには,期待すると同時に,我々の世代からのメッセージを届けることも有意義だと思います。
 スタートらしくない論調になってしまいましたが,今年も,教員やゼミの考え方,雰囲気を発信していくブログにしたいという意志の現れだと思って下さい。また,HP本体の更新が,大幅に遅れているので,それも重要な課題だと思っています。

 新年らしい写真として,街角でみかけた門松を今年の第1号にしたいと思います。