研究室の整備

松原です。
 昨日,遅ればせながら,研究室の机・書棚の移動の作業をしました。渡邊さんの原案に沿って,書棚と机を移動して,あとは現場合わせということになりましたが,空間の印象の変化の大きさを感じました。書棚を少しだけ奥に移動させたのですが,ドアを開けたときの印象は大きく異なります。これで,4回生の居場所が定まって,やっと新学期のスタートというところです。
 研究ゼミは新年度2回目の研究ゼミで,柴田さんの博士論文の内容の報告でした。「居住環境バリアフリー化の視点からみた高齢者の住宅の実態と評価に関する研究」という題目です。この研究では,車いす生活者のような運動機能の低下に対する運動バリアフリーと,視覚・聴覚・温熱感覚などの感覚バリアフリーという用語を提示したことに意義があると考えています。以下のURLでその一部の章に相当する投稿論文のPDFを入手することができます。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110004761910
http://ci.nii.ac.jp/naid/40016959800

 一年ほど前までは,床座のほっこりスペース,最近はテーブルを置いて椅子座のゼミ・懇談スペースでしたが,机を配置しました。ASHRAE Transactionの並んだ書棚が奥まった位置に移動しています。この写真は速報なので,後日,もう少し整理してから写真を入れ替えようと思っています。