マッサンの開花

松原です。
 昨日,強烈な匂いでどうなることか,と思っていたドラセナ(マッサン)ですが,本日の朝にはかなり治まっていました。今年度の前半は,月から木まで毎日講義があるので,月曜日から本日の2コースの「人間環境工学」が終わるまでは,息が抜けない感じです。本日は,出勤して配布プリントをコピーしてから,マッサンの様子を確認して窓を開けて講義に行きました。ドラセナと書いたのは,ランドスケープの専門家である同僚の下村孝先生が「ドラセナは....夜開性で,強い芳香がある」と教えて下さったので,学名?をきどってみました(専門家でも,開花は見たことがないとのことでした)。匂いの問題は終わった,と思っていたのですが,夜の8時頃部屋に入ると,また強い匂いがします。毎日,夜になると少しづつ開花することに気づきました。昨夜が,特に強かったようです。こんな具合に,自然現象とおつきあいするのも,うちの研究室らしくてよいと思います。
 群馬大学の青木先生のHPでは,統計に関するQ&Aを時々参考にさせていただいているのですが,植物にも詳しい先生のようで,「植物園」というメニューからマッサンギアナの開花の写真とコメントをみつけました。青木先生とはまったく面識はありませんが,研究室のみなさんも統計の参考情報としてお気に入りにいれておくことをお勧めします。
マッサンギアナの開花写真 ドラセナ・フレグランス’マッサンゲアナ’と言われるくらい,香りの強い植物なのだですね。下記のURLで,「名前による索引」で「と」から入って下さい。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html
青木繁伸先生HP
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/index.html

 「人間環境工学」は4回生配当で今年度からの科目です。英文資料を講読することにしているので,トップバッターの白澤さんは,予習に励んでいます。学部の科目としては,少し難しすぎたかな,と思いますが,歯ごたえのあるものを食べないとあごや消化器も衰えてしまいます。柔らかいものばかりを食べてあごの骨が小さくなったことが,人類に睡眠時無呼吸症候群という病気が発生した原因だという説もあります(Wikipediaの記事の末尾の「補足」参照)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E6%99%82%E7%84%A1%E5%91%BC%E5%90%B8%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4#.E5.8E.9F.E5.9B.A0
 なので,学生の脳細胞にも,ある程度厳しい刺激を与える方がよいと考えています。無理矢理こじつけていると思うかも知れませんが,うちの学生達は持てる能力からすると,かなり余裕を残していて,まだまだ力を出し切っていないと思います。ここで勢いに乗って,トップバッターの白澤さんがヒットを打つと,打線がつながって大量得点にいたるのではないか,と期待しています。
 やっと連休になだれ込めそうですが,遅れている課題がたくさんあり,明日の午前は,福坂さんと研究の打合せです。
 下記の写真は,現在のパソコンのデスクトップです。単に,緑の癒しが得られるのかも,と思っています。