MERA第18回大会(名古屋)

松原です。
 本日,名古屋大学で開催された人間・環境学会に参加しました。昨年の第17回は,吉岡さんのポスター発表デビューだったのですが,今年は,M1の宮川さんのデビューです(「小中学校への空調機導入が児童・生徒に与える心理的影響」)。しかし,教員が心配するよりは,はるかに堂々と説明・回答をしていたようで,その落ち着きはたいしたものだと思います。
今回,僕自身は口頭発表をすることにしていたので,ややプレッシャーでした(「温熱,視覚,聴覚要因の複合環境における注意回復尺度の評価について」)。しかも,発表のセッションの直前にプレゼン資料の不具合に気づいて,修正するために,司会を急遽交代していただきました。司会を交代していただいた大野先生(東工大),事務局の鈴木先生大阪大学)には,たいへんにご迷惑をおかけしました。
 今回は,吉岡さん,馬さん,白澤さん,山崎さん,渡邊さんも参加して,学会大会の雰囲気を味わってもらいました。日頃,論文の活字でお名前を拝見するだけの先生方の姿を目にしたり,発言を聞くことが,よい勉強になったと思います。明日からの,研究の意欲に反映してくるのではないかな,と期待しています。岐阜大学の合掌先生とポスター発表をした合掌研究室OBの牧田さんとも再会しました(「アクアリウムによるストレス緩和効果について」)。牧田さんとは,富山の建築学会で合掌先生と3人で食事をしたときに「来年は,建築学会で再開しましょう」と言っていたのが,MERAでの再開になりました。こんな交流も楽しいものです。
 他にもいくつかのタイトルを紹介しておきます。 
 「木の学校設計者の建築での木材使用についてのとらえかた」「森林内の光環境が視覚的にもたらす生理・心理的効果」「児童デイサービスにおける知的障がい児の行動と環境の関係について」
 児童デイサービスの発表をされた松原茂樹先生(大阪大学)とは,初めてお会いしたのですが,名前が似ているので,建築学会の委員会の案内が間違って送られたりしていて,以前からの知己のような間柄です。
 ポスターの説明をする宮川さんです。宗方先生(千葉大学)にいろいろとご指導をいただきました。