学術論文の投稿・修正

松原です。
 この間の情勢に応じて,節電下の暮らし方など,新聞,雑誌,ラジオ等への対応が多いのは事実です。「節電による暑さをどうしのぐの?」(朝日新聞2011.6.17)は,日頃から授業で取り上げている内容ですが,より多くの人々に情報を発信するという意味では,社会貢献の一種だと考えています。先週の3回生の講義の感想に,「先生の新聞記事を読んでいます」というものがありましたが,おそらくこの記事だろうと思います。講義で話している内容であっても,新聞というメディアで読むことは別の教育的な意味合いがあるだろうと思います。市民目線での文章に触れてもらうことも勉強になると思っています。
 一方で,学術論文については,この間2編の論文の修正作業を終えました。1月10日に投稿していたものです。社会人になっているOBとの共同研究については,かなり厳しかったのですが,どうにか提出することができました。査読への対応は,主に回答書の作成とそれに関連した本文の修正・加筆です。また,別の学会の査読結果は,2週間ほど前に届いているので,そろそろピッチを上げないと行けません。それから,IBPC2012(第五回建築物理国際会議)は,一見関係ないと思われるかも知れませんが,温熱的快適のセッションがありますので,駆け込みでABSTRACTを投稿しました。研究成果は早めに論文として発表することが原則です。
 本日は,3年目を迎えるTOKYO FMのCooool Music企画で使用してもらう写真を撮影してもらいました。先方のHPに掲載されるもの以外の1枚で,「演歌歌手とバックコーラスみたいだね」,と大笑いしていた1枚です。