論文の採用決定(その2)!!

松原です。
 昨日,奈良女子大学の集中講義「住環境学特別講義A」のため,終日出張しており,準備も含めて,しばらくこちらに注意が向いていました。受講生は環境系の院生・学生のみでしたが,なんと博士後期課程の院生の方が2名聴講していて,やや緊張しました。長野和雄先生と研究室の院生の方が,いろいろと対応をしてくれました。昨年度の兵庫教育大学の時もそうですが,本務校である府立大学の院生とは少し異なった反応に接することがあり,教員の側にとっての勉強でもあります。
 さて,1月10日に投稿をしていた論文のもう一方も採用が決定しました。共著者のみなさんの奮闘があって,ここまでこぎ着けることができました。共著者のみなさんのおかげで,研究室の成果が形になりつつあります。前期は講義が多いことに加えて,この間,新聞・雑誌・啓発イベントなどに時間をとられていたのですが,研究者の本務である論文執筆に関して成果がえられて本当にうれしいです。これを励みに,さらに研究が発展するようにしたいですね。「うさぎとかめ」の「かめ」のように,こつこつと歩みを続けたいものです。歩みはのろくとも,独創的な目的地を適切に定めれば,それなりのところに到達できると考えています。のろいことを強調したいわけではなく,常にあゆむことに注意関心を向けて,歩みを長時間は止めないという点に重点があります。2日間メンバーの指導が遅れましたので,連休中に挽回をしようと思っています。


 奈良市内で撮影した町家です。むしこ窓ですね。

 京都・大阪では「まんと君」を見かけることは少ないのですが,奈良ではぬいぐるみのお店などでも「せんと君」と同格の扱いのように感じました。