実験の準備

松原です。
 9000アクセスを越えました。Adds by ...のことは,飛田先生が連絡をくれて,解決しました。ありがとうございました。
 来週から被験者実験を開始する予定なので,ここしばらくは,担当の院生・学生はあわただしくしています。大和先生(呉高専)の協力もあり,どうにか,準備ができそうです。今日のデータ収録装置は小型で静かで便利になりました。30年前には,大型で騒音も大きい「打点計, mV計」を使用していましたが,調査住戸で「おばあさんが眠れない,と言っている」と苦情を言われるくらいでした。今日では,温湿度測定は,小型の温度データ収録装置(ロガー)で,非常に簡単に測定でき,パソコンにUSBで接続してデータを吸い上げ,Excelなどで簡単にグラフが描けます。作業時間は,数十分の一になったかと思います。温湿度データの測定が簡便になった時間を活用して,文献を読んだり,アイデアを練ったり,より多くの調査をしたり,とできればよいのですが....。
 先日来,自分の院生時代のことを書いていましたが,教員が到達度を明確にして指導をするという点では,かなりのんきな時代でした(僕の所属していたところが,かも知れませんが)。現在の「論文講読法I」のような梗概を書き上げるような教育・指導を受けていれば,もっとできたはずだ,という気持ちもあります。僕自身は,自分の院生時代を「反面教師」として教育に臨んでいるつもりです。教員側のそういう気持ちと自分の院生時代が出会うともっとよいのだろうと思いますが,それは,あり得ないことかも知れませんね。「教員がゆったりとかまえていたから,院生・学生が自発的に頑張ろうとした」と言う面もあるかも知れません。先日の養老先生の記事では,「学ぶ態度」を問題にしていましたが,教員はこの問題にたいして何ができるか,です。松原研究室に関して言えば,総合的に見て,雰囲気はかなり積極的になっている,と判断していますが。
 さて,集中講義の3番目ですが,澤島先生(佐賀大学)が9月7日〜9日に「生活機器学」の講義のため,来訪されました。8日の夕方に研究室メンバーと懇談を設定しました。この日は,実験のリハーサルを行っていて反省会と重なったので,あまりゆっくりと懇談することはできませんでしたが。
 本日,写真のアップロードが不調ですので,また後日。