iaps2011の報告

柴田です

昨日,帰国しました。韓国はお隣の国でとても地理的にも近いことを実感しました。

İiaps2011のプログラムは,Invited Symposiaと3つのKeynote Session,Oral Presentation Poster Presentation がありました。地元の韓国からの発表者が多い中で,日本からの発表もoralが19題,posterが5題ありました。ただ,日本からの発表者は日本の大学院への留学生が目立ちました。マレーシア出身の方が岐阜郡上八幡での建物の正面風景の変化とライフスタイルを研究をされていたり,セルビア出身の方が東京の谷根千のidentityを研究発表したりと実にinternational。
私のposterに興味を持ってくれた方も多くいて,「どの国も同じ」と入ってくれたり,日本の高齢者施設の手すりについての発表をされていた韓国の方や,また,昨年のライプチッヒのiaps2010でpresidentだったSigrun Kabisch教授が,とても評価してくださり,poster交換の申し入れがありました。ただ,私のposterは記念に持ち帰りたかったので,後でメールでファイルをお送りすることにして, Kabischさんのposterはいただいてきました。内容は”Changing need Changing Image-Large housing estates in east Germany facing socio-demographic change” 東部ドイツにおける社会人口変化による大きな住宅,土地の変化についての研究です。人口構成の変化による住宅,生活行動の課題は生活科学研究の重要なポイントだと考えています。



oralの会場とposter会場です