睡眠学会・生気象学会合同シンポジウム

松原です。
 10月に入ってアクセスが急激に減少しているところを見ると,それまではゼミ配属のための「研究」をしていた人が結構いたようですね。上のカウンターは昨年の12/2にスタートしましたので,あと1ヶ月半で1年になります。どこまで伸びるか楽しみです。
 さて,16日(日)には,第36回日本睡眠学会で生気象学会との合同シンポジウムが,京都国際会館で開催され,講演をしてきました。国際睡眠学会(WorldSleep2011)と同時開催されており,日本睡眠学会と他学会との合同シンポジウムがたくさん設定されていました。他の学会ではこのような例をあまり見ないのですが,面白い企画だと思います。今回の主旨は,数年前から本間先生が新聞記事にかかれているように,サマータイムを推進する立場のデータがあまり信頼できるものでないこと,サマータイムの否定的な影響が懸念されること,をそれぞれの立場から報告するというものです。僕が報告した内容は,柴田さんの博士論文の内容を中心としたものです。
 Pocket Programにミスがあったのは残念でしたが,よい経験をさせていただきました。講演の機会を与えていただいた本間先生には,厚く御礼申し上げます。

サマータイムを考える」
1.サマータイムの問題点
  本間 研一(北海道大学大学院医学研究科時間医学講座)
2.睡眠と生体リズムの問題 子どもと高齢者の睡眠
  大川 匡子(滋賀医科大学医学部睡眠学講座)
3.住宅の室内熱環境と季節変動
  堀越 哲美(名古屋工業大学大学院工学研究科産業戦略工学専攻)
4.住宅内の熱中症と暑熱対策の実態
  松原 斎樹,柴田 祥江(京都府立大学大学院生命環境科学研究科)


 先日,北大路で撮影した京都市バスです。景観を重視した自治体ですが,これはどうですかね?