卒論・修論の追い込み

松原です。
 言うまでもないのですが,4回生とM2の院生は本日のタイトル通りの毎日になってい(なりつつあり)ます。とは言うものの,僕自身は,別の煩わしい仕事に追われていて,例年ほどの時間がとれていません。予定よりは数日遅れていますが,週明けからは,文字通りの追い込みに伴走するつもりです。卒業・修了するときには充実感を感じて欲しいと願っています。
 本日,年明け最初の「論文講読法I」(1回生配当)でした。本日の課題は「ゆとり世代の新人の5つの特徴...」という文章です。この選択は非常にリスクを冒していて,「こんな言われ方は無いだろう!」と反発する学生がいるのではないかと心配していたのですが,みなさん予想外に素直で,自分もこの指摘にあてはまると思う,という意見が大半でした。中には「なぜ教育システムが変っただけでこのような世代の違いが生まれたのだろうか」と考え,「過保護な親と厳しくない先生に甘やかされて育ってきたからではないか」という意見もありましたし,「異なる世代がお互いに上手く付き合うには,異なる世代の人を理解しようという姿勢を大事にするべきだろう」という意見もありました。こんな反応があるようでしたら,この間の僕の学びも報われるかも知れないと思っています。学生を相手にして,教育の仕事に就いている限りは,このようなやりとりと無縁になることはないはずです。もっとよい時間の使い方があるかも知れませんが,今やっていることはそれなりに意味があるのだ,と思いたいものです。


「写真の解説」
 先日,ヤサカタクシーの四つ葉のクローバー号に乗車しました。8月には写真を撮っただけでよいことがあるのではないか,と思ったのですが,今回はついに乗車する機会に遭遇したのです。こいつは春から縁起がいいや,ということかと。乗車記念のカードとシールをもらいました。