2011年度の修士論文が提出されました

松原です。
 MC院生と教員にとって重大な日が終わりました。冷や汗をかきましたが,期限である17時の5分前に二人ともそろって修士論文を提出することができました。冷や汗をかいた理由は,コピー機の不具合です。主査1名,副査2名に対して合計3部の修士論文を提出するので,最後はコピーをします。例年は,早めに仕上げようということを口うるさく言うのですが,今回は,最後の最後まで,少しづつ論文の質が向上することを感じたので,このようなぎりぎりになるリスクを容認しました。教員もスリルを味わいましたが,そのストレスを打ち消すだけの成果があがったと思います。「考えを練るために,あと1時間,あと30分ほしい,そうすればもっとよい考察がかけるに違いない」と言う経験は多くの人にあると思いますが,期限に間に合わないと,最悪,留年という運命が待っています。そのぎりぎりのところまで,よりよいものを追求するという意味では,今年度は,新しい経験をしました。対外的に発表・投稿をするための議論も始めています。なお,僕の方は,提出後,指導している2名の修士論文審査の主査を務めるのですが,あわせて4名の副査を依頼されています(食保健科学科目群の人も含めて)。修士論文を6名分読むことはなかなか大変な仕事ですが,自分の大学からすぐれた研究成果があがることはうれしいことですので,頑張りたいと思います。
 さて,本日は,卒業研究のタイトルの締め切りでもありました。修士論文の指導助言と並行して4回生の卒論の打合せを行い,卒論タイトルを決定して担当教員に報告するわけです。
 本日は,Birthday Cakeをプレゼントされた人もいますので(個人情報なので匿名です),修士論文の提出の緊張感あふれる議論と,ケーキでお茶をすることが同時並行という一日でした。とはいえ,4回生も明日のゼミの発表準備と締め切りに向けて,緊張感が高まりつつあります。


「写真の解説」
生活環境科学科目群の提出風景です。何とか時間内に到着して安堵の表情です。