やっと完成しました

松原です。
 更新が鈍かったのは,シンポジウムの原稿が遅れていたからですが,どうにか提出しました(タイムリミットの7時まであと3時間,というところでした。最後の最後までおまたせしてしまったH先生に,ごめんなさい,です)。まとまった時間を捻出することが,なかなかできなかったからですが,自分自身のものも含めて,なつかしい論文を読むことで,脳細胞が賦活することを実感しました。先を焦るばかりでなく,時間を遡って到達点を確認する作業が重要なことに,あらためて気づきました。今回のキーワードは「温故知新」でした。もちろん,最新の文献を読むことは必要で重要なのですが,古いものに価値がないと誤解しないようにしたいということです。また,千里の道も一歩から,ですし,千里を歩く目標をたてて見ようか,と思い始めています。時代の閉塞感をはねのけて,再スタートです。とはいえ,さすがに疲れました。本日は休みます。

6/2 建築空間における感覚・知覚心理シンポジウム(第11回)
「快適? 健康? プロダクティビティ? 建築環境のめざすべきところは…」
http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2012/120602_ka.pdf

6/9には以下のイベントがあります。
【夏】夏の京町家で、いにしえの知恵を科学の目で見る
〜電力に頼らない“涼”のとり方と、その効果〜
http://www.kankyoshimin.org/modules/join/index.php?content_id=93


「写真の解説」
 KさんのiPhoneのケースです。耳とシッポがついていて邪魔なように見えるのですが,本人の弁によると,「耳をもって取り出すのが便利」なのだそうです。