再試験に関して

松原です。
 本日,「建築環境工学I」の1回目の再試験を行いました。受験者が2回受けられるという意味ではなく,日程のアナウンスの不備で2回に分けて行うという意味です。教員がその労をとることで,学生の勉学が進むのであれば,よしとしたいです。
 本日,「建築環境工学I」の質問にきた学生に,「オリンピック選手などスポーツ選手を見ていると,我々の世代と違って物怖じしないし実力以上のものを発揮している,という点で,むしろ可能性を感じている。君たちは,勉学にももっと頑張れるはずだよね。」という趣旨の話をしました。これは日頃とは異なる意見の表明ですが,その気持ちは強いです。勉学をがんばるのはカッコ悪いが,スポーツをがんばることはカッコ良く見られるので,がんばれるのではないか,と思っているのです。教員にとっては,勉学することをカッコ良くやれるように導く,あるいは,かっこ良いと思ってもらうことが仕事なのだと思います。その学生は「特に親しい訳ではなかったが,卓球のオリンピック代表の石川佳純選手と高校で同学年だった」と教えてくれました。身近なところに接点があるものですね。

「写真の解説」
 町中でみかけた町家です。このような町家がちらほらとみられるので,時々撮影しています。