2012修士研究中間発表会

松原です。
 18日(火)の午後に,生活環境科学科目群の修士研究中間発表会が第5講義室で開催されました。今年は,当方の研究室の都合でプログラムを変更したいただき,馬さん,宮川さんが冒頭の発表になりました。馬さんは,今年になってから,建築学会近畿支部建築学会大会で,また宮川さんは,昨年の建築学会近畿支部建築学会大会,生気象学会などの発表を経験していますので,それほどの緊張はしていなかったようです。前日は祝日でしたが,14時から発表練習も行いましたので,準備は万全だったと思います。一人10分(発表7分,質疑3分)で,科目群全体のレベルとしては,かなり高いと思います(一人一人の院生の指導が行き届いているからです)。研究室メンバーの発表へのコメントとして,僕の個性(?)でしょうが,研究テーマを設定した背景・目的の説明に比重を置く傾向があります。学内だけでなく学会でもそうで,いわば頭でっかちな発表になります。もちろん,実証データの収集・分析で頑張る人はその部分もかなりのボリュームになるのですが。後輩の人達にはそのことを知っておいてもらう必要がありますね。
 さて,本日19日は,卒業研究中間発表会の梗概の提出期限でした。4回生の3名も,それぞれのペースで進め来ましたが,本日は,それぞれ追い込みに体制をとり,余裕をもって提出しました。教員の助言を得つつ,研究のストーリーと論理の流れを,各自が考えきる作業ですが,この数日の知的作業は,かなりの密度だったと思います。このタイミングで修正を提起するといやがるかな?,と結構気を使いながらのコミュニケーションですが,かれらは前向きに受けとめています。中間発表会以後のテンションの維持によりますが,年度末にはかなりの成長と成果が期待できると思います。


「写真の解説」
 年間の発表会は,学部生と修士の中間発表会,学部生と修士の最終発表会,さらにM1,D1-2の年度末発表会の5回ありますが,準備はM1が行います。プレゼン資料は,PCで提示しますが,WindowsMacintosh の2種類を用意します。切り替えの時に,なかなかスムーズに行かないことがあり,こんなシーンがよく見られます。M1のみなさん,本当にお疲れ様です。