2012卒業研究中間発表会

松原です。
 本日25日が,表記の発表会でした。学科全体での発表会とすると40名を超えるので,2グループに分けて開催しています。事情により,僕が開会と閉会の挨拶をすることになりましたので,学術・芸術・技術的な研究発表の場としての意義に加えて,根拠に基づいて説得力のある発表・プレゼンをすることは,社会で必ず必要となることなので,テーマに関わらずがんばる価値がある,という主旨の挨拶をしました。僕の研究室はAグループのトップで,井口さん,池田さん,高見さんの順で発表しました(担当学生の発表が早めに終わる方がストレスは減ります)。質問するのは主に教員ですが,ほぼ予想通りのものもあれば,まったく想定外のものもあり,そのことによって鍛えられます。指導教員が聞いていて,「なかなか鋭いところをつかれた。うまく答えられるかな?」というものもあれば,「勘違いされているなあ(誤解されないような発表ができていないのかな)」とか「考え方が違うからそこは論争してもしょうがないよね」というようなものもあります(今回,そういう質問があったというわけではないのですが)。すでに仮配属の決まっている3回生も来ていました。1年後にはこの場にたつわけなので,できるだけ参加するように呼びかけておいたのです。
 昨日から,「生活機器学」の集中講義で澤島先生(佐賀大学)が3日間来られています。先日の黒光先生(鹿児島大学),飛田先生(大阪府大)の時もそうですが,講義の開始時には,専任教員から紹介をするようにしています。先輩の講義を聴くことには,それなりの意味があると思っています。受講生の中には家庭科の教員免許をめざしている人もいますし,教育系学部の大学教員(住居学,家庭科教育学など)になる人も出てくるのではないか,と期待をしています。


「写真の解説」
 何度もアップしている北大路橋から上流側の写真です。本日は,中州の草刈りをしている人を撮影しました。府大に赴任した頃は,こんなに大きな中州はなく,水面が広がっていたのですが,近年は,非常に大きな中州になっています。