後期の授業

松原です。
 後期が開講して二週間目です。先週は,ほとんどガイダンスだったのですが,今週からは,本格的に授業をしていますので,火曜日の「人間生活と環境」,本日の「建築環境工学II」が終わり,明日の「論文講読法II」,金曜日の「論文講読法I」が続きます。相変わらず,授業のたびにコミュニケーションシートと勝手に命名しているA4コピー紙の配布回収をしています。2回生の「建築環境工学II」では,ガイダンスの中で,各種の学会,IBEC, CiNii,企業などのHP等をいろいろと紹介しました。中には「松原先生のブログは一ヶ月ほど前から愛読させていただいています。....後期からは,もっともっといろんなところへ足を運び,たくさんの情報を得て自分の将来につなげようと思いました。」などというものもあって,元気づけられています。また,1回生の論文講読法Iでは,先輩達の文章,レポートの実例を匿名で紹介したところ,「先輩方の文章を読んでいると,要点や言いたいことなどもきちんと述べられていて,きっと有意義な授業を受けたからなんだろうな,と感じられました。....自分の将来のために頑張りたいです。」という感想がありました。ためになりそうだ,と思ってもらうことが第一歩なので,まずまずのスタートです。とはいえ,大学生にふさわしい勉学の姿勢,意欲を引き出すには,まだまだこれからです。1回生の導入時教育からスタートして,一方では博士論文の指導もして,とまあ,幅広い教育の仕事をしているわけです。ブログは,最近は1−2回生,高校生あたりを意識した論調なので,ゼミに配属された頃には,それなりの覚悟で勉学に励む学生を想定していることも打ち出していかないといけませんね。
 本日付け京都新聞夕刊には「現代のことば」の2回目が掲載されました。住まいの省エネルギーは,地域の文化を重視しましょう,という内容です。
 

「写真の解説」
 10/7は京都学生祭典の本祭でした。4回生の卒論でお世話になっていることもあり,見学に行きました。あわせて,池田さんの所属する京炎そでふれサークル「彩京前線」の演舞も見ました。池田さんは「気がつきませんでした」と行っていましたが,ご覧のように,近づくことができず,背伸びをしてカメラを構えていたような状況なので,仕方ないですね。最高の笑顔で,と紹介されていましたが,ゼミ活動で,この笑顔を見せてもらえるように,教員もがんばりたいものです。むしろ,もっと厳しい方が,充実感が満たされるのかも知れませんね。