紅葉の季節

松原です。
 あわただしい毎日です。
 本日の京都新聞夕刊に,「紅葉 京都市最も遅く」という記事がありました。龍谷大学の増田啓子先生と京都府温暖化防止活動推進センターの2008年からの調査結果で,南丹市京丹後市と比較して京都市が遅い,その原因はヒートアイランド現象だろうということです。
 大学院の「環境実験法特論」の担当は本日で終了しました。心理測定の尺度のことを主に講義しましたが,例年のように,わが生活環境科学科目群の学生が少ないので,残念な気持ちです。しかし,森林などの院生の反応としては,ほとんど触れたことのない分野の話で興味深かったというものが多かったので,教育者としてはこれで良いか,と納得しています。
 ところで,大津市の中学生の事件をきっかけに,いじめの問題が大きな話題になっています。子どもの世界でいじめがあるのは,大人社会がそうだからでしょう。不思議なのは,大人社会のえげつないハラスメントやいじめを放置したまま,子どもの世界のことが他人事のように論じられていることです。見て見ぬふりをしたり,いじめに加わることが,得をするという世の中が変わらなければならないのだと思います。


「写真の解説」
 いつもの賀茂川左岸の11月2日の写真です。かなり色づいてきました。