サークル活動の顧問

松原です。
 本日は,今年度第1回目の建築学環境工学委員会と環境心理生理運営委員会に出席のため,東京に日帰り出張でした。委員の多くが交代されたので,また新鮮な印象でした。大きく変わったのは,ペーパーレスで会議をしなさいとのことで,事前にアップロードされた159ページもの資料のpdfをPC,タブレットなどで見ながらでしたので,その進行についていくのに,苦労しました。資源の節約としてたいへんによいことではありますが,紙の資料にメモをする習慣が根強いので,それほど簡単には適応できなさそうです。運営委員会のあと,辻村先生,宗方先生から「ブログを時々見ていますよ」と言われて,「学生目線で書いているから,みなさんに読んでいただくほどのものではないです」とお答えしたのですが,「教育上の参考にはなる」とのことです。それも,大学教員としての意義ある活動と考えれば,更新する元気が出てくるというものです。
 さて,昨日,サークルの顧問の欄に記名・捺印をしました。「ガリ勉をしなさい」という先生が,少し変身したみたいですが,なんと京都発の創作舞踊である「京炎 そでふれ!」サークル「彩京前線」の顧問なのです。彩京前線は京大生が圧倒的に多いと聞いていたのですが,この1-2年は府大生が1/3ほどの数になってきたとのことです。考えて見れば,昨年も京都学生祭典の「京炎 そでふれ! 全国踊りコンテスト」に出演していた「彩京前線」の3チームの演舞は見ていましたから,縁はあるわけです。活動予定を見ると,「京都学生祭典」はもちろんですが「京都桜よさこい」「神戸よさこいまつり」などと書かれています。京都にいると「京炎 そでふれ!」はそこそこの知名度ですが,全国的にはまだまだマイナーな踊りで,全国的にはなんと言っても「よさこい」の知名度と普及がダントツのようです。その「よさこい」も研究上の情報と関連づけるところが研究者的顧問だと思っています(下記の論文)。毎年創作のストーリーと振り付けを考えて,あれだけの激しい踊りを踊りきる活動ですから,サークルメンバーがそのエネルギーを卒論・修論に向けたらすごい研究ができると思っています。
侘美 靖, 森谷 きよし:YOSAKOIソーラン祭り参加による運動量増加と体力の向上,日本生気象学会雑誌,42(4),2006
https://www.jstage.jst.go.jp/article/seikisho/42/4/42_4_145/_pdf


「写真の解説」
 昨年10月の「京都学生祭典」当日の「京炎 そでふれ! 全国踊りコンテスト」の一幕です。池田さんのチームは以前掲載しましたが,別のチームです(人数の多いサークルなので,3つに分かれて出演しています)。ただし,この年度は大部分が京大生です。