台風と気候変動

松原です。
 25日(金)は,建築学会の心理生理運営委員会を建築会館で開催しましたが,台風27号の動きを数日前から気にせざるを得ませんでした。どうにか開催でき,帰路は2020発ののぞみに乗って,台風の影響はたいしたことがなかったと思っていたのですが,大雨のため,掛川ー浜松間で約50分弱の停車がありました。日本各地への影響は,当初心配されたよりは小さかったのですが,それでも浸水被害などが報告されています。今年に入って,多くの台風が被害をもたらしていますが,大型化しており,雨量も非常に多くなっていて,気候変動・温暖化の影響がみられるのだろうと思います。震災後,我が国の温暖化対策のトーンがかなり低くなっていますが,あらためて考えさせられます。
 ところで,先日の北村さんが,心理学の誤解と言っていますが,もっとも有名なのが,血液型人間学でしょうね。日本では,ABO式血液型で,パーソナリティが決まっているような俗説が流布していますが,学術的には関係が認められないという報告が多数だと言われています。
 

「写真の解説」
 増水した賀茂川の25日の様子です。いつもは,人が散歩やつりをしているあたりが水面下に沈んでいます。