コミュニケーションシート(続き)

松原です。
 祝日ですが,通常勤務です。全国的にそういう大学教員が多いと思いますが。さて,昨日に続いて,学生の声の紹介です。
 「この講義やこの教科書で習ったことが計算式ではこうなる,ということを理解した上で,実際の空間ではどんな風なのかということを感じてみたい。その上で,自分なりの設計を展開してゆきたいと考えている。」というのは,最終回のコメントです。もっと前だと,「設計演習の際,内部環境をああしたい,こうしたい,というイメージがあっても,具体的な手法を知らなかったため,毎回後回しにして,思うようにできなかった。今回のように基本的な手法を少しづつでもいいので,自分のものとして扱えるようになろうと思った。」とか「開口の取り方の難しさを改めて感じた。意匠の面からと環境工学の面からと学ぶにつれ,もっともっと難しくなっていく。大変だ。」などというものがあります。もっとベーシックなところで,環境を考えてもらうための教育を工夫する必要がありますね。