少し息抜き

松原です。
 現在は,事務的な書類の作成に追われていますが,先ほどまで,少し息抜きをしてきました。お隣の京都コンサートホールの「パイプオルガンコンサート」に行って充電をしていたのです(オムロン パイプオルガンコンサートシリーズVol.53, 演奏 オクタヴィアン・ソニエ)。ホールが竣工してかなりの時間がたちますが,竣工直前の見学会と卒業式・入学式以外に,音楽鑑賞の目的で入場した経験がないことに気づきました。14時開演15時半頃終演でしたから,日頃は研究室で,あくせくと仕事をしている時間です。徒歩5分ほどの場所にこんな別世界があるたことは,知ってはいましたが,初めて経験して,もう少し上手な時間の使い方をしたいものだと思いました。卒業式・入学式でホールに入場するたびに,立派なパイプオルガンがあることには気がついていたので,一度聞いてみたいものだ,と思っていました。学生時代には,京都会館京都市交響楽団定期演奏会に時々は行っていましたが,当時の京都は(小澤征爾をもってしても)満席にはなかなかならないと言われる「クラシック不毛の地」だったのです。近年の京響の定演は毎回満席だそうですので,C席のチケットで入場して,よい席に気軽に移動していた時代が懐かしいですね。集中して仕事を終えて,時々は充電をする,ということを目標にしたいと思います。

 さまざまな入場者の姿を拝見して,自分の日常を見直そうと思った次第です。