建築学会近畿支部,ハウスクリマ

松原です。
 ここしばらくは,余裕が持てない毎日でした。
 21日に保護者の後援会があったのですが,18日の午後には,環境心理行動学のエスキスのコメントを約30名についてこなしました。22日(日)は建築学会近畿支部の発表会で「優秀発表賞」の採点担当者を務めました。1330〜1710までのほぼすべての発表が対象なので,なかなかの重労働です。論文の内容では無く「研究報告会におけるプレゼンテーションを評価する」ことには少し抵抗がありますが,現在のルール内で果たすべき会員の責務かと思って引き受けた次第です。抵抗がある理由は,発表者本人の貢献がどの程度か,ということが問題にされない点です(テーマの設定,研究計画にどの程度関与したかを問う顕彰もあってほしいものだと思うからです)。
 本日28日はハウスクリマ住居気候談話会でした。研究ノートが記念すべき40号を迎えたという節目です。久保田徹先生(広島大学)と建築家の豊田保之さんの講演でした。磯田先生と僕は「ハウスクリマの40年」というタイトルでの短い講演を担当しました。住居学だけでなく,気象学,林学,建築学など幅広い専門,大学と企業,など幅広い交流が行われてきたこと,また生活科学系の奈良女子大学京都府立大学が主導する研究会であることに特徴があったことをお話しました。

 先日の学生のおみやげの「どら焼き」をいただきました。弘法大師の命日である21日の前後3日間のみの販売だそうで,棒状になっているのが特徴です。

 建築学会近畿支部の発表会は大阪工業技術専門学校が会場ですが,近くの川を遊覧船が運行しています。